【無料vs有料】ピアノ教室の体験レッスンで集客するにはどちらの方がおすすめ?

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体験レッスンは、やっぱり無料の方がいい?
有料に変更したいのだけど、集客できなくなるか気になって…

無料で体験できると来てくれる人が増える一方で、冷やかしや本気度の低い人が申し込むこともありますよね。

そのため、有料に変更して本気度の高い人だけを集めたいものの、申し込み数が減ってしまうのではないかと不安を感じることでしょう。

この記事では、ピアノ教室の体験レッスンが無料と有料のときで集客に与える影響を解説します。

ピアノ教室の体験レッスンは『無料』の方が集客では得かな。
とある理由を除き、無料の方が入会者の離脱を防げるので!

体験レッスンの有料化を考えていたピアノ教室の先生は、ちょっと思いとどまってみて。

ピアノ教室の体験レッスンを無料にすべき理由

ピアノ教室の集客を考えるなら、体験レッスンは無料にすべき。
なぜなら、人間には損することを本能的に避けたい習性があるからです。

よく意味が分からないと思うので、例え話をお伝えしますね。

コインの表裏を当てるゲームです。
当てたら10,000円が貰えるものの、外したら5,000円を失います。

どうでしょう、このゲームに参加しますか?
おそらく、あなたは「やらない」を選択したのではないでしょうか。

表と裏が出る確率は50%ずつなので、当たる期待値は2回に1回。
つまり、挑戦を2回すると「5,000円を失うが10,000円は貰える」ので得するんだよね。

そう言われると「たしかに」と思いますよね。
だけど、人は損することを嫌がるので、このゲームに参加しない人が多いのです。

話を戻して、あなたのなかにも「体験=無料」という考えが、なんとなくありますよね。
ユーザーも同じで、体験レッスンは無料と思っている方が一般的な意見です。

有料だと損という考えが先行する人が多く、他のピアノ教室に流れてしまう可能性が高いため、集客に繋がりにくくなってしまうのです。

お通しや席料を請求してくる居酒屋をイメージすると分かりやすいかも!

ピアノ教室の入会後に返却も止めた方がいい

それなら、体験レッスンを有料に変更して、入会後に返金するというのはダメ?

個人の意見になりますが、これもおすすめしないかな。
ユーザーの視点で考えてみると、なぜ推奨しないか分かりやすいかも!

ピアノ教室の全貌は、ホームページやチラシだけでは、雰囲気や講師の人柄まで分かりません。
だからこそ「まずは体験してみたい」という気持ちが生まれます。

しかし、その体験が有料だとどうでしょうか。
足を運ぶハードルが上がり、結果として「無料で体験レッスンが受けられるピアノ教室の方が気楽」と流れてしまいやすくなってしまうのです。

車の購入時に試乗を勧められるのは、それが購入の検討材料になりやすいから。
それくらい体験機会は重要なのに、先生自らが減らそうとするのは本当にもったいない。

そのため、返金制度を設けるからと有料化するのは逆効果かな。

集客効果が落ちる可能性があるうえ、実質無料と変わらない=有料で期待していた効果が得られないとなるなら、初めからから無料で体験レッスンを受け入れる方が、集客には向いているでしょう。

財布の紐は思っているより固い

そっか…
それでも、私は体験レッスンを有料に変更してみたい!

そこまで確固たる意志があるなら止めませんが…
そんなピアノ教室の先生に、僕からのアドバイスです!

仮に、体験レッスンで2,000円をいただく場合。
2,000円以上の価値があると宣伝媒体(ホームページやチラシ)で伝えられますか?

よく、家のポストに「初回限定で無料」や「今だけ90%オフ」みたいな広告が届きますよね。
めちゃくちゃお得ですが、実際に利用したり購入したりするかというと、その行動を取るのは数パーセントです。

なんでかというと、あなたが思っている以上にみんなの財布の紐が固いため。
Webライターの目線でお伝えしますが、2,000円のサービスを文章で売るのは難しいです。

企業が試供品を無料で配るのは、まずは体験してもらって財布の紐を緩めてもらうため。
その体験が有料となると、割とハードルが高い話かな…

有料化するだけのUSP(独自の強みや価値)があるならまだしも、無いなら無料のままが良いかな。

「無料」は重い腰を上げるパワーワード

「ピアノを習いたい、でも続けられるかな…」
そんなふうに迷っている人にとって、無料という言葉は魔法のような力を持っています。

興味はあるけど一歩を踏み出せない人の背中をポンと押してくれる言葉なんです。

体験レッスンの案内ボタンには『無料』と前面に打ち出すのがおすすめ。
ただ「体験レッスンはこちら」と書くよりもクリック率が大きく変わります。
体験レッスンのボタンの例
例:体験レッスンのボタン

「無料」は、重い腰を持ち上げるのに十分な力を持っています。
迷っている人の背中をひと押しでき、新しい出会いに繋がるんです。

キャパオーバーなら有料化の検討もありかも

無料の体験レッスンは、気軽に来てもらえるので集客効果が期待できます。

でも、申し込みがどんどん増えてスケジュールが真っ黒。
「このままだと息つく暇もない…」なんてときは、思い切って有料に変更してみるのもあり。

体験レッスンの時間は、だいたい30分~60分が一般的。
毎月20人くらい相手するとなると、それだけで最大20時間もかかっちゃいますからね。

有料化すると、本気で習いたい方の申し込みがグッと増えます。
当然ながら、冷やかしも減りますので、色々と困っている状況なら有料化してみてもいいですね。

時期によって無料と有料を使い分ける戦法もあり!

ただし、有料化するなら「どんな価値が体験レッスンで得られるか」をしっかり伝えること。
そうすることで、ゆとりを持ってレッスンできる環境と、質の高い出会いが両方が手に入ります!

体験レッスンが無料は双方が得する!

ピアノ教室の体験レッスンは無料にすべき理由をまとめました!

この記事のまとめ
  • 人は損を嫌うので有料だと申し込まれにくい
  • ピアノ教室の入会後に返却のパターンも止めるべき
  • ユーザーの財布の紐は固い
  • 希望者が月10人なら無料の方が得
  • 無料にするメリットがピアノ教室にはある

体験レッスンを無料にすることで、ピアノ教室とユーザーの双方が得します。

有料を検討していた先生は、ぜひ無料で始めてみてください!

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