「ピアノ教室のホームページを制作したい!」
「プロに依頼すると高いから、自作での作り方を教えてほしい…」
そんな自作したいあなたに向けて、
その知見を活かし、初心者でも分かりやすい作り方を解説しますね。
ホームページの開設は、初めて聞くカタカナが多くて難しく感じると思います。
ただ、実際はとても簡単で、入力フォームを記入していくだけで制作でき、10分で終わります。
制作手順は画像付きで解説するので、ピアノ教室のホームページを自作したい方は、ぜひご覧ください。
無料でホームページを作れないの?
作り方を解説する前に「無料でホームページって自作できないの?」という疑問を解消しておきますね。
ホームページを無料で作れるサービスは、存在します。
それを使って
多くのピアノ教室が利用する無料サービスは、主に以下の5つ。
Wix | 多彩なテンプレートと分かりやすい操作性により、初心者でもホームページを自作しやすい! |
---|---|
アメーバブログ | ブログを更新する感覚でホームページを作成できます。 |
ジンドゥー | 直感的な操作でホームページを作れるのが特徴です。 |
ペライチ | 情報を1ページに集客したホームページを自作できます。 |
はてなブログ | ブログ機能に強い、情報発信に適したホームページです。 |
その結果、無料で作りたいなら「Wix」がおすすめですね。
- 800以上のテンプレートを利用できる
- パソコンとスマホの両方に最適なデザインを用意できる
- お問い合わせの機能を実装できる
各サービスの概要とおすすめポイントは「無料でピアノ教室のホームページを制作できるおすすめサービス」という別記事で、詳しく解説しています。
無料サービスは制限があると知っておこう
無料でホームページを自作できるサービスは、とても便利に感じますよね。
初期費用がかからず、パソコンやデザインの専門知識が無くても利用できるのは、大きな魅力です。
ただ、無料であるがゆえ、様々な『制限』があることも知っておきましょう。
例えば、ホームページに広告が強制的に表示されたり、投稿できる記事数に上限があったり。
また、利用するサービス会社の裁量でホームページが削除されることもあります。
解決案はワードプレスを利用したホームページ作成
本格的に集客したいと考えるなら「
ワードプレスは、世界中で使用されているホームページの作成ツール。
特別なプログラミング知識が無くても、ブログを書くような感覚で自作できます。
無料のテンプレートがあり、デザインは昨日を自由にカスタマイズできるのも魅力です。
例えば、予約フォームを付けたり、写真ギャラリーを作ったり、SEO対策を強化したりと、将来的な運用の幅が広がります!
簡単に説明すると、検索で見つかりやすくなるための対策です。
無料サービスの制限で悩むくらいなら、ワードプレスでホームページを自作する方が「時間・費用・手間」を無駄にしなくて良いですね。
ホームページ制作の用語を覚えよう
ホームページの作り方を解説する前に、まずは3つの「用語」を紹介します。
あなたには同じ状況になってほしくないので、用語の説明に3分ください!
WordPress(ワードプレス)
ワードプレスとは、ピアノ教室のホームページを簡単に自作できるツールです!
ブログを簡単に書けたり、ホームページのデザインをいじれたり。
「ワードプレスがないとホームページは運営できない」ってくらい重宝します。
難しいことは、考えなくてOK。
「ホームページを自作するツール」と思っておけば大丈夫です。
サーバー
サーバーとは、分かりやすく説明すると「自作するホームページを置いておく場所」です!
例えば、家を建てるには「土地」が必要ですよね。
ホームページも制作するには土地が必要で、それを担うのがサーバーになります。
ドメイン
ドメインを簡単に説明すると「URL」のこと。
この記事のURLを見てみると「https://rufusuru.com/make/」になっているのが分かりますか?
ドメインは、このなかの「rufusuru.com」の部分を指します。
ドメイン(URL)は「ホームページの住所」と考えるのが分かりやすいかも!
世界中には何億というホームページがあるものの、同じドメインで作られた2つ以上のホームページは存在しないからです。
ピアノ教室のホームページに最適な「サーバー」と「ドメイン」を紹介!
ピアノ教室のホームページを自作してみよう!
あらためて、覚えておくべき3つのカタカナを整理ましょう。
- ホームページ:家
- サーバー:土地
- ドメイン:住所
用語を理解できたところで、ピアノ教室のホームページを自作する方法に入ります。
サーバーとドメインを契約するだけで、作業の80%は完了です。
時間は約10分程度、手順は以下の通り。
申請フォールを記入する
まずは、サーバーの準備から取り掛かります。
ピアノ教室のホームページなら、サーバーはレンタルするのが一般的。
僕も愛用する、18年以上の運用実績で国内No.1シェアを誇るエックスサーバーで契約するのがおすすめです。
エックスサーバーの良いところは、契約すると無料でドメインが貰えること。
また「ワードプレスの導入費」と「SSL化(セキュリティ設定)」も0円なので、これからピアノ教室のホームページを制作するなら利用したいサーバーです。
超豪華ですよね笑
まずは、エックスサーバーの公式サイトにアクセスし、画面右上の「お申し込み」を選択してください。
「新規お申し込み」を選択。
そうすると「サーバー契約内容」のページに切り替わるので、下記の通りに入力してください。
サーバーID (サーバー名) |
お好みでOK (後で変更不可) |
---|---|
プラン | 「スタンダード(旧X10)」でOK |
WordPressクイックスタート | 「利用する」にチェック |
サーバーの契約期間 | お好みでOK |
取得ドメイン名 | お好みでOK (注意点を後述) |
ブログ名 | お好みでOK (後で変更可) |
ユーザー名 | お好みでOK (後で変更不可) |
パスワード | お好みでOK (後で変更可) |
メールアドレス | お好みでOK (後で変更可) |
テーマ | お好みでOK (注意点を後述) |
「取得ドメイン名」は、あとから変更できません!
どの名前にするか、以下のポイントを抑えてから決めましょう。
- 分かりやすい名前を採用する
- 日本語より半角英字が推奨
- 「com・net・jp」のどれかで取得できる
(おすすめは “com”) - 数字は入れない
(SEOに影響するとの噂)
例えば、ピアノ教室のホームページなら「教室名」をドメイン名に付けるのが無難です。
テーマは後で入手できるため、どれを選んでも構いません。
迷ったら、このホームページも利用している「Cocoon」を選んでおけばOK。
入力し終えたら「Xserverアカウントの登録へ進む」を選択してください。
Xserverアカウント情報の入力
次は、エックスサーバーのアカウント情報を設定します。
遷移先ページの設定は、以下の通り。
メールアドレス | エックスサーバーから送られるメールの受信先 |
---|---|
パスワード | エックスサーバーにログインするためのパスワード |
登録区分 | 個人のピアノ教室なら「個人」でOK |
上記以外の項目は分かると思うので、割愛します。
全て入力し終えたら「利用規約」ならびに「個人情報の取扱いについて」を確認し、同意欄にチェックを入れましょう。
最終確認
入力し終えると、認証コードの入力が求められます。
登録したメールアドレスに届く認証コードを入力し「次に進む」を選択してください。
入寮内容の最終確認ページに遷移します。
登録内容に不備があれば修正を、無ければ「SMS・電話認証に進む」を選択してください。
次は電話認証を行うため、スマホもしくは家庭用電話を用意しましょう。
指示に従い入力すると認証コードを受け取れるので、それを入力すればホームページの開設は完了です!
設定を終えると、数時間でサーバーの設定完了通知が届きます。
そうしたら、設定したドメイン「https://ドメイン名/」を検索してみてください!
ピアノ教室のホームページができました、おつかれさまです!
ホームページに載せる必要事項とは?
ピアノ教室のホームページを作るには、
- ピアノ教室のコンセプト
- どんなピアノ教室なのか、また指導したい生徒の特長(ターゲット層)や指導方針を明確化する。
- 講師の紹介
- 自己紹介はもちろん「経歴・演奏経験・指導実績・人柄」を紹介する。
- 教室の概要
- 「教室名・住所・電話番号・営業時間・アクセス方法」などを掲載する。
- レッスンの内容
- 指導形態や教材などを具体的に記載する。
- レッスンの料金
- 「月謝・入会費・体験レッスン費・教材費・演奏会費」などの費用を掲載する。
- お問い合わせ・連絡先
- 「電話番号・メールアドレス・LINE ID」を掲載する。お問い合わせフォームも設置する。
- よくある質問
- 生徒や保護者からよく訊かれる質問や、想定した質問を掲載する。
- 最新情報
- ピアノ教室の最新情報やイベント情報を掲載する。
こうしたピアノ教室の情報は、文章形式で形式しても良いですが、
また、生徒の声や実績を掲載することで、信頼性を高められます。
これは、ホームページの検索順位を上げるためのSEO対策にも効果的です。
ホームページの制作時に抑えておきたい4つのポイント
ホームページを作るだけでは、集客に繋がりません。
特にピアノ教室の場合、どのような生徒に来て欲しいのか、競合と何が違うのか、信頼感をどのような伝えるか、といった要素が重要です。
また、体験レッスンの申し込みやお問い合わせなど、ゴールに導くための導線設計も欠かせません。
ここでは、
ターゲット層を明確化する
ホームページを自作するとき、まずは「誰に向けたピアノ教室なのか」をはっきりさせましょう。
例えば、子供が対象のピアノ教室なのか、大人の趣味やシニア層に向けたものなのか。
あるいは、音大の進学を目指す経験者なのか。
ターゲット層を決めるのは、伝えるべき内容やデザインが大きく変わるからです。
ターゲット層を明確に決めることで、写真や色使い、紹介するレッスン内容、さらには体験レッスンの案内方法まで、
競合のピアノ教室と差別化を図る
今って、とんでもない数の音楽教室があることをご存じですか?
総務省のデータによると20,325軒もあり、人口10万人あたりの軒数は15.99軒もあるとのこと。
全国の音楽教室は20,325軒で、人口10万人あたり軒数は15.99軒。
このなかで選ばれるには「あなたの教室ならではの強み」を打ち出すことが大切です。
例えば、レッスンに取り入れている独自の指導法や、夜間レッスン対応といった柔軟な時間設定、発表会の雰囲気など、他のピアノ教室にはない特徴を具体的にお伝えしましょう。
そこで、オリジナルの教材を作ったり、専用のレッスンを設けたりして、差別化を図りました!
差別化のポイントを明確化することで「ここで習いたい」と感じやすくなります。
ピアノ教室と講師の信頼性を高める
ピアノ教室を選ぶとき、多くの人は「ここなら安心して通えるか」を気にします。
そこで、講師であるあなたの経歴や音楽経験、コンクールでの実績など、ホームページにしっかり掲載しましょう。
実績が少ない場合でも、特に心配は要りません。
ここで大事なのは「安心して通える」と生徒に感じてもらうこと。
そのため、どのような思いで教えているのか、どんなレッスン方針なのかといった
生徒や保護者の声、教室の雰囲気が伝わる写真なども添えると、信頼性が高まります。
また、教室内の清潔さや設備の写真、体験レッスンの様子なども、初めて訪れる人の安心材料になることでしょう。
集客の導線を考えてホームページを構築する
ピアノ教室のホームページを作るときは、どのように「お問い合わせ」や「体験レッスンの申し込み」に導くかという『導線設計』が重要です!
検索から見つけてもらうためのSEO対策や、SNSと連携した情報発信。
そして、無料体験レッスンの誘導ボタンなどを効果的に配置しましょう。
訪れた人が迷わず
この記事のまとめ
- ホームページの作成には「サーバー」と「ドメイン」が必要
- ワードプレスはホームページ運営を手軽に行える無料ツール
- サーバーの契約は「エックスサーバー」がおすすめ
- ドメインの契約も「エックスサーバー」が最適 (永久無料の特典あり)
- 「WordPressクイックスタート」でワードプレスの開設がらくらく簡単に♪
ピアノ教室のホームページは、開設したら終わりではありません。
当サイトでは、自作したホームページから集客する戦略を紹介しているので、ぜひ他の記事もご覧ください!
よくある質問
ピアノ教室のホームページを作るにあたり、よく訊かれる質問にお答えします。
ここに書いていないことで気になることがあれば お問い合わせページ からご質問ください。
どれくらいの初期費用や維持費?
ワードプレスではこの2つが必須なので、維持費が掛かり続けることになります。
とはいえ、月々1,000円なら生徒を1人でも獲得すれば支払えるので、負担にならないことでしょう。
アメブロで制作するのはダメなの?
- サービス終了の恐れがある
- ホームページを消されることがある
- 結局は有料プランへの導線である
アメブロを始め、無料でホームページを制作できるサービスは、この理由からおすすめできないですね。
上記については「実は危険!?アメブロでピアノ教室のホームページを開設する落とし穴」をご覧ください。
エックスサーバーからのメールは取っておくべき?
特にパスワードなど書かれているものは今後も使用するので、メモを取るか保存しておきましょう。
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